パンティップ・プラザ・プラトゥナム

「タイの秋葉原」と言われるＩＴ系雑居ビルです。タイでナンバー・ワンの電脳街で、地下階（半地下）から５階までぎっしりパソコン・ショップが入っています。一番目に付くのはＰＣパーツや周辺機器を扱う小規模ショップです。どの階にも沢山入っています。その他には、完成品ショップ、ノートパソコン屋、ソフトウェア屋、修理・アップグレード屋、メーカー系列のショップやサービスセンター、インク屋、携帯ショップ、カメラ屋、プリントショップなどが入居しています。複数店舗を出店している会社も多く、大手の「ハードウェアハウス」に至ってはビル内に１４ブランチも出店しています。大規模ショップとしては中２階にデータＩＴ（Data IT）、５階にＩＴシティー（IT City）が入居しており、値段は高めですがパソコン完成品からプリンタ等周辺機器までひととおりの品揃えがあります。

お店の数は少ないですがハイスペック・パーツに特化した店や、サーバー用製品を扱う店、ネットワーク機器やディスプレイ機器の専門店があるのもパンティップ・プラザならではの特徴です。電脳街は他にもありますが、こだわりパーツを探す時はパンティプに行くのが良いでしょう。パンティップになければ諦めがつきます。

タイ・ナンバーワンの電脳街とはいえ、秋葉原と比較すれば品揃えはかなり貧弱です。特にプレミアムなものと新しいものには弱く、薄型のプレミアム・モバイルノートやＵＸＧＡ以上の液晶ディスプレイ等は未だにほとんどみかけません。また、日本で人気のマザーボートやハイエンド寄りの最新ＣＰＵなどは発売日から何ヶ月経っても入手できないことがあります。